香りの分子とアロマセラピー②

京都伏見のアロマ・リンパ・よもぎ蒸しサロンmerです。

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前回は、NICUで働いていた時の経験から、匂いの分子が全身を巡るお話をさせていただきました。

今回は、アロマテラピーに戻って、精油の分子の大きさについてお話したいと思います。

精油の吸収経路の一つとして皮膚からの吸収があります。

アロマトリートメントの多くはキャリアオイルに精油を混ぜてトリートメントしますね。

精油成分は皮膚を透過して毛細血管に入り、体内に吸収されます。

しかし、前提として、皮膚には身体を覆うバリアのようなとても大事な働きがあるんです。

細菌やウイルス、毒なども含めなんでもかんでも皮膚を通り抜けてしまったら、大変なことになりますよね。

では、なぜ精油の成分は透過できるのでしょうか。

それは、精油の分子量が極めて小さいからです。

皮膚を透過する分子量は500以下と言われています。

アロマの場合は精油によって様々ですが、最大でも400以下と言われているため、皮膚を透過することができるのです。

ちなみに、化粧品によく使われているヒアルロン酸は100万コラーゲンは30万と一般的には言われています。

ということは、ヒアルロン酸やコラーゲンは皮膚に透過されるのかと言われれば…と言うことです。

精油の分子量の小ささは一目瞭然ですね。

また、精油は親油性であるということも、皮膚の透過を助けています。

私自身はフランスの自然療法士の博士が長年の経験からブレンドされた100%オーガニックアロマを使っています。

このブレンドオイルは原液塗布ができる状態にブレンドされているので香りも濃く、作用も素晴らしいです。

しかし、一般に売られているものは原液塗布は危険なので絶対におやめくださいね。

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