リンパの流れが滞ると、どんな影響があるの?
京都伏見の女性専用アロマサロンmerです。
前回は、リンパはどのように流れるのか、についてお伝えしました。
では、リンパの流れが滞ると、どのような影響が出てくるのでしょうか?
今回はそんなお話をしたいな、と思います。
【リンパの流れが滞ると起こること】
・免疫力の低下
「リンパの役割」でもお話した通り、リンパ節には細菌やウイルスをやっつけるフィルターのような役割があるので、流れが滞ると免疫機能がうまく働かず、風邪などの感染症を引き起こしたり、悪化させてしまうことがあります。
・むくみ
リンパの流れが悪くなると、細胞と細胞の間に水分や老廃物が流れず溜まってしまい、身体がむくんでしまいます。
・冷え性
リンパの流れが滞りむくんでしまうと、リンパ管や血管を圧迫し、さらに流れが悪くなるという悪循環に陥ってしまい、身体は冷えてしまいます。また、リンパの流れが悪いと脂肪やセルライトが溜まりやすいので、さらに冷えやすい身体になってしまいます。
・ホルモンバランスの乱れや便秘
リンパの滞りが原因で冷え性になると、ホルモンバランスが乱れ、生理不順などの不調が現れることがあります。また、身体が冷えることと、ホルモンバランスの乱れの両方が原因で便秘になることもあります。
・頭痛、めまい、肩こり・腰痛、下腹部痛などの諸症状
リンパの流れが悪くなり、老廃物が溜まることにより痛みを生じたり、冷えからも痛みが生じることがあります。
・疲労感、ストレス
リンパの流れが滞り、肩こりや腰痛などが引き起こされると、疲労を感じやすくなったり、痛み自体がストレスとなることがあります。
・脂肪やセルライトが溜まりやすくなる
摂取した脂質は小腸で吸収され、腸のリンパ管に取り込まれます。リンパの流れが滞ると、取り込まれた脂質も停滞し、排出されなかった老廃物と一緒に凝り固まることで、セルライトが蓄積してしまいます。
・肌トラブル、老化(くすみ、たるみ)
リンパの流れが悪くなると、老廃物が溜まり、毒素となって肌荒れとして出現することがあります。また、リンパの流れが悪くなり、血行不良を起こすと、くすみやたるみの原因となり、見た目年齢が上がってしまうこともあります。
こうして書いていると、怖くなりますね。
日々の不調の原因は、リンパの流れが滞ってるからかもしれませんね。
リンパケアの重要性を改めて実感します。
リンパケアももちろん大事ですが、その前にリンパの流れが滞る原因を知り、
なるべく滞らないような毎日を送りたいものです。
次回はそのあたりのお話をしたいなと思っています。