動物は動けない。だからこそ生まれるアロマ

京都伏見のアロマ・リンパ・よもぎ蒸しのサロンmerです。

アロマテラピーで使われるエッセンシャルオイルは、ご存知の通り、植物から抽出されています。

植物と動物の決定的な違いは、動けるかどうか、ということですよね。

植物は、根を張ったところでしか生きていけません。

なので、その環境に適応しなければなりません。

自分達の生命を脅かす細菌や真菌、生物など様々な状況と常に闘っているわけです。

植物たちは、種の保存のために進化し、必要なものを自ら生み出してきました。

細菌や真菌から自分の身を守るために、防御作用のある成分を作り出したり、

動物を上手く操作して、自分たちの子孫繁栄に結びつけるため、誘因作用や忌避作用のある成分を作り出しました。

その成分を使わせてもらうのが、アロマテラピーです。

なので、同じアロマのラベンダーだったとしても、育った環境やその時の温度・湿度などで抽出される成分が変わってくるんです。

例えば、高山で育ったラベンダーのアロマは一般的に香りが強いと言われています。

高山の環境は、温度・湿度がそれほど高くなく、細菌や真菌からの影響はそれほどありません。

しかし、高山には動物(鳥や虫も含めます)が少ないですね。

なので、子孫繁栄・繁殖のために、強くて良い香りでおびきよせてようとするんです。

一方、低値のラベンダーはその逆で、香りを強くしなくても動物達はそれなりにいるので繁殖の心配はあまりしなくても大丈夫。

だけど、温度や湿度が上がるので、自身の身を守るために抗菌・抗真菌作用のある成分を多く作り出すわけです。

自然のもつ本能、神秘的で本当にすごいですよね!

実は、人間も同じようなことがあるといわれています。

そのお話は、また別の機会に…

アロマってほんと奥深い!

長年の植物たちの進化に想いを馳せ、本当にありがたいなぁと思いながら、大切に使わせてもらっています。

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